DIY歴1年目、初めての小屋作り。〜設計から施工まで〜

古民家近くのトイレがすぐにキャパオーバーになってしまうので、新たにトイレを作ることに。

それが、ついに、、、

完成しました!!!わあい!!!😍😍

今回は、自分で設計からやってみたい!と思い、0から自分で考えてつくることに。

建築系の勉強はしたことがなかったのですが、なんとなくビヨンドで学んだことを組み合わせたらできるような気がしていました。失敗したくないからまずは建築の教科書を買って勉強しよう!とか言ってたら何年かかっていたかわかりません。

デジタルの設計ツールの使い方もわからないので、設計図はとりあえず手書きで。

必要性を感じたらCADとかも学んでみようかなぁと思いつつ、手書きでもなんとかなりました。

ガバガバの設計ですが、なんてったって初めてなので、とりあえずこれで行ってみよう!わっしょい!

振り返ると、設計通りに組み立てられた箇所はほんの一部分で、結局は現場で考えながら合わせていくしかなかったです。

とはいえ設計がしっかりしていないと後でミスに気づいてやり直す羽目になったりするので、そこのバランス感覚が大事だなと実感しました。

設計ができたらいざ現場へ!

まずは土を慣らし、固めるところから。

丸太に木の棒をつけたものを作ってペタペタ。

何事も基礎が大事ですからね。

土台を作り、水平をしっかりとったところで、助っ人が来てくれました。

2×4の柱を取り付けていきます。

ここであることに気づきます。

柱の長さ間違えた!!

床の厚みを勘案しておらず、柱が短いことに気づきました。

このままだと天井150cmのちびっこ用トイレになってしまいます。。。

そこで名案を思いつきました。

土台をひっくり返して土台の足を切断しよう!

床が少し高すぎたかなぁと思っていたのでちょうどよかったです。

ひっくり返せるくらいのちっちゃい建物でよかった♪

次の日も、新たに東京から3人助っ人が来てくれました。

骨組みが大体つけ終わり、床も貼ったところで、室田さんが様子を見に来てくれました。

室田さん

「むむむ。。。」

「柱が歪んでいるね。見るからに歪んでいる。」

元々買った時から木材がねじれていることには気づいていたのですが、まあなんとかなるかとそのまま作り続けていました。

遠目で見たら結構な歪みでした。室田さん曰く、こういう歪みを放置すると全体で見た時にどんどん誤差が大きくなっていって、構造的にも弱くなってしまうそうです。

そこで、こんな感じで歪み補正用の横棒を仮で付けることにしました。↓

自作のテコを使って2人がかりでねじれを抑え、その隙にビスで固定しました。

骨組みさえできてしまえば、あとは簡単!

と思いきや、ドア作りで意外と苦戦しました。

ドアの枠に使っていた木材が大きく内側に歪んでいたため、閉めた時に上の方だけ当たってしまい、しまらない、、、

上辺の長さを少し短くしてみたり、クランプで癖をなおしてみたり、いろいろ試してみました。

今回の反省としては、作る前に材の性質(たわみ、ねじれ等)をよくみて、直しておいた方がよかったなということです。

ドアの内側は、枠に溝を彫って杉板をはめ込みました。

いい感じのドアができました!

ドアノブは天然木で作りました。
拾った木の皮をむいて、穴を開けて木の棒を通して、内側と外側で連動して動くようにしました。

ドアの鍵も自作しました。

棒を穴に通すとドアノブが動かなくなって鍵がかかる仕組みです。

初めて使う人には使い方がわかりづらいかな?と思いつつ、ちょっと考えて「こういうことか!」となるのも面白そうなので、こんな感じにしました。

便座も木で作りました。

元にあったビヨンドのトイレは便座の穴が二つあって、一つがいっぱいになったら一方を乾燥させている間にもう一方を使うというスタイルなのですが、それを採用して、穴を二つ作ることにしました。

便器の部分はポリバケツを入れています。穴の空いたバケツを再利用しました。

こういうベンチ式のトイレはあまり見かけませんが、荷物を置いたりもしやすくなるかなぁと思い、ベンチ式にしました。なんだか今流行りのサウナみたいですね…!

屋根のとたんをトントン貼り付けて、完成!!

庭に二羽いる鶏たちも、突如文明化した庭にびっくりしているかも知れません。
集まった虫を鶏が食べてくれたり、土に還ったうんちが周りの畑や果樹の肥料になったらうまく循環しそうでいいですね。

トイレづくり全体の感想としては、思ったより難しくなかったなということです。

一年前まではノコギリも使ったことあるか分からないくらいの超初心者でしたが、1年間ビヨンドで活動してパワーアップしてきたみたいです💪

今回は小さい小屋で、寝泊まりするわけでもなく、機密性も気にする必要がない用途だったので、考えるべきことが少なかったです。

もっと複雑な構造の家となるともっと厳密に色々と考えてやらないといけないと思うのですが、このくらいの小屋であれば私でも作れるんだなと自信になりました。

室田さんには、「角材で作るなんて楽勝だよ!」と50万回くらい言われましたが、本当にそうなのかもしれません。

何はともあれ一年でこれだけ作れるようになったら、例えば10年後とか20年後とか、もっと色々作れるようになっているかも!と思うとこれからとっても楽しみです。

いつか自分の家とか作ってみたいなぁと思いました。

そういえば、私の子供の頃の夢は大工さんになることでした。

家を建てれるなんて一番かっこいい!と思って小さい時は憧れていたのですが、女の子で大工さんになりたいという人は私以外にいなかったし、テレビで見る大工さんも工事現場で見る大工さんもみんな男の人だったので、女子で大工になりたいというのが「世間知らず」のように感じて、恥ずかしく思うようになっていきました。

また、「大学に行く」ということも、「大卒の人は現場で工事をするのではなく設計とか経営などの方に回る」ということも当然のような風潮がある世の中で、女性でかつ大学に行くことになっていた自分は大工さんとは縁遠いような気がして、そのうち大工さんになりたいという夢は自然消滅しました。

その後建築士になろうかとも思ったのですが、机上で設計図を書くという作業自体にそこまで惹かれるものがなく、哲学や社会の仕組みなどに興味があったので文系の道に進みました。

自分がどうしたいかよりも、社会的にみて普通かどうかというところを気にしているうちに、夢を見失ってしまいました。

ビヨンドに来ていろんな工事をやらせてもらう中で、忘れかけていた夢を思い出しました。

人間の嗜好って子供の頃から変わっていないんだなぁ、というか、子供の方が素直に感覚的に自分の好きなことが分かっているのかも知れません。

自分の好きなことや憧れの芽を潰さないためにも、最初からできるかできないかで判断するよりも、やりたいのならとにかくやってみよう!という気持ちが大事だなと思いました。

今回の工事も、やってみるまでできるか分からなかったけれど、やってみれば意外となんとかなりました。

トライアルアンドエラー、PDCA、とにかくやってみよう!精神です。

そして、やりたいことができる環境を作って下さる室田さんに感謝感激です。💓