へちまスポンジを自給してみた。
こんにちは。スタッフ萌子です。
みなさんはへちまスポンジをご存じですか?
へちまというウリ科の植物の天然繊維がスポンジ状になるのを利用して、食器などを洗うのに使用できます。
以前購入して使ってみたらとてもよかったので、自給したいと思います!
以下はその栽培記録です。画像多め。
5月
意気込んで栽培スタート!ポットに種をまいて育苗します。直播でもいけます👍
へちまはつる性植物なので、支柱や絡みついていく棚を作る必要があります。
どうせやるならかわいいのを作ろう。がモットーの私です。フィールドの原っぱにへちまのテントを作ることにしました。ここでお昼寝出来たらサイコー😆
へちまの苗を定植後。
竹と竹の間にも麻ひもを横にぐるぐる巻いていきました。
へちまと一緒につる性のお花も咲いたらかわいいのでは...?と思い急遽花の種もまきました。
何の花かはお楽しみに。
8月
つるが伸びてきました。と思ったらこれはお花のほう。
こちらは古民家縁側の日差しを遮るグリーンカーテンに作った棚。
順調に伸びてきました。
こちらも支柱は竹、土台のコンテナは廃材の木箱。麻紐作るのが時間かかりました。
立派なへちまが実ってきました。黄色い花が次々に咲いて、連日ハチが蜜を集めに来ています。
この時点で採って茹でて繊維をとる方法もありますが、今回は来年用の種を残したいので
カラカラに枯れるまで待ちます。秋が待ち遠しい。
9月下旬
テントに緑が茂り始めました。上のほうが混雑しているようです。
よく見るとちらほら花が咲き始めています。なんの花かわかりますか?
10月
遂にテントになりました。想定してたのと違う形ですが、もりもり茂っています。
お花は朝顔です。朝顔といえば夏のイメージですが、10月下旬に満開になりました。
肝心のヘチマですが、中に大きいのが実っていました。
11月
ようやく枯れてきました。
茶色くなり、持つと軽いです。
皮を触ってみてパリパリとひび割れるようなら採り時です。
皮を剝がします。
ペリペリと簡単に剥がれます。
皮が剥がれたら中に入っている種を取り出していきます。
皮が剥がれたら種を収穫します。
端っこを下に向けて上下に振ると種がこぼれてきます。
出来ました。このままでも使いやすい大きさに切って使うことができます。
今回は、平らにして縫って食器を洗いやすい形にカスタムします。
このままだと繊維が固いのでしばらく水に浸して柔らかくします。
柔らかくなったところで引き揚げ、アイロンを押し当てて厚みを抑えます。
使いやすい好きな形にはさみでカットして
縫っていきます。分厚いのでしっかりヘチマを押さえながらやります。
気を付けないとすぐエラーになるので、手縫いのほうがいいかもしれません。
ちょっと遊んでみました。お魚スポンジ。
縫えたら外側をハサミで整えて完成!
色々な形に縫ってみました。
ヘチマは丈夫で栽培しやすいのでみなさんもぜひやってみてください。
へちまスポンジのすごいところ
- 水、またはお湯だけで落ちる。洗剤がなくてもきれいに汚れを落とせます。油汚れもお湯を使えばOK!
- へたりにくい!うちは1枚で5か月前後はもちます。
- マイクロプラスチックが出ない!生分解性100パーセントなので水を汚さない。
注意すること
- 使い終わったら風通しのいいところへ吊るしておく。天然素材はカビが生えやすい。
今年もたくさん育てる予定です!
たくさん作れたら販売も予定しています。お楽しみに!
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません