麹から!手作りお味噌仕込み

2021年2月1日

こんにちは。スタッフもえこです。

今日は日本人なら馴染みの深いお味噌の作り方をご紹介します。

ビヨンドでは毎年1月に原料となる麹を作るところから仕込んでいます。(個人的なお味噌の分はお米を作るところからやってます。来年は大豆も成功させたい!)

それではやっていきましょう。

まず麹ってなんでしょう?

麹とは、お米や麦に麹菌というカビの一種をつけたもの。

この菌の働きで煮た大豆が発酵していくと、私たちがいつも口にしているお味噌になります。

ビヨンドのお味噌は麦とお米の合わせ味噌。

甲州地域独自のお味噌だそうで、とても食べやすくまろやかです。

父に昨年ビヨンドで作ったお味噌を食べさせたところ気に入り過ぎて自分でも作りたくなってしまった様子。なんと埼玉から麹作りに参加しに来てくれました!

恐るべし、ビヨンド味噌の魅力…。でもほんとに美味しいんですよ。

※雑菌が繁殖しにくい寒い時期に行うのが成功のコツ。

準備 ①お米を浸水させる 前の晩から仕込んでおきます。麦とお米2種類を用意。

②お米を蒸す。

一度にたくさんの蒸し器にたっぷりのお湯を沸かしてお米を蒸していきます。

蒸気がほかほかで気持ちいい☺️

お米が蒸しあがりました。
こちらは大麦

テーブルに広げて満遍なくほぐしながら冷ましていきます。

こどもたちがトレーのうちわでパタパタ扇いでくれました

湯気がもくもく。あったか〜い
まぜまぜ〜、ほかほかのお米の中に手を入れるのはきもちいい〜!

お米が冷めたらお米に麹菌をつけていきます。

満遍なく、全部のお米に行き渡るように手早く丁寧に混ぜます。

この作業、とても幸せな気分になるので大好きです。毎年楽しみにしています。

お味噌はスーパーでも安く買えますが

この経験はまた、生きる楽しみを一つ増やしてしまったなぁ。(ルパンの五右衛門風に)

そう思えるくらい豊かな時間です。

白米も同じ要領でやっていきます。

麦とお米両方に麹菌をつけたら、混ぜて米袋の中へ。

この後は2日間ほど、米袋の中の麹さんたちを見守る生活が続きます。

こたつにいれたり、あたたかい部屋で毛布に包んだりしながら時々温度を測りつつ様子を見てあげます。

今年も成功しました!昨年より上手く行きました。

甘い栗のようないい香りが部屋に充満してくるのも冬の風物詩の一つです。

季節ごとに何かを仕込んだりできるのは(しかも誰かとワイワイしながら)

私にとってとても豊かでありがたいことです。

そろそろ、昨年作ったお味噌を開けてみんなで頂こうと思います。

こちらは昨年仕込んだお味噌。

お米作り含めてたら2年かかりました。

いい色です。

お味はいかに。