「新しい経済を目指した生き方を実践して」@7/2 湯島サロン
こんにちは!
ビヨンドスタッフの晴香です。
株式会社コンセプトワークショップ 代表の佐藤修さんに、東京の湯島で行われるサロンに招待していただきました。
テーマは「新しい経済を目指した生き方を実践して」です。
湯島サロン「新しい経済を目指した生き方を実践して」のお誘い
湯島のサロンでは、「働き方」がよく話題になります。
私自身も、25年間の会社での雇用労働人生の後、自分のやりたいことで働く人生へと変えてきましたが、そこでいろいろなことに気づかせてもらいました。
しかし、その人生を苦労しながら楽しみだした時、若い人から、やりたいことを仕事にすると気づくまでに25年間もかかったのですか、と言われてしまいました。たしかに大きな寄り道をしてしまったとも言えないこともありません。しかし最近は、寄り道することもなく、自分の人生を生きようとする若者も少なくありません。選択肢が見えやすくなってきたからかもしれません。
湯島のサロンに参加する川端さんも、「新しい経済」を学ぼうと大学に入りましたが、いまは自分で新しい経済を体感・実践しようと休学して、自らの生き方や働き方に取り組んでいるようです。学びの場は大学のなかだけにあるわけではありません。その川端さんから、山梨県の北杜市で自然農に取り組みながら、新しい経済や生き方を実践的に模索している阪口さんの話を聞きました。彼女の書いたものを読ませてもらったり、生活ぶりを動画で見せてもらったりしましたが、彼女は「贈与を主軸とした経済」に共感しているようです。
https://m.youtube.com/watch?v=CtApaaLyDTY…
阪口さんの生き方には、「会社に雇われなくても生きていける時代」になってきているのだから、世間的な「常識」やお金に縛られずに「やりたいことがあればやろうよ」というメッセージを感じます。いささかの違和感が私にはありますが、一方では、とても共感できる気もします。そういう生き方が社会を変えていくのでしょう。阪口さんが実際に北杜市に住み始めてからすでに1年以上が経っています。
この1年の体験で阪口さんの考えや生き方がどう変わったのか知りたくなって、川端さんに話したら、阪口さんからサロンをやってもいいというお返事をもらいました。
本当は、北杜市に行って、そこでサロンをやった方がいいのですが、阪口さんのお言葉に甘えて、まずは湯島のサロンでお話を聞かせてもらうことにしました。自然のなかで農業に触れる生き方をしている人は最近増えていますが、今回はそういう生き方の話をただ聞くだけではなく、そういう生き方からの阪口さんの変化や気づきに触れて、参加者が自らの生き方を問い直すようなサロンになればと思っています。
さらに、川端さんや阪口さんが目指す「新しい経済」も話題にできればと思います。「寄り道」の意味も少し話題にできればうれしいですが。生き方を模索している若い世代の人はもちろん、いまの生き方に満足していない方にはぜひ参加していただきたいサロンです。
〇日時:2022年7月2日(土曜日)午後2時~4時半
〇場所:湯島コンセプトワークショップ
http://cws.c.ooco.jp/cws-map.pdf
〇話題提供者:阪口晴香さん(生き生きとした暮らしの探究家)
〇テーマ:「新しい経済を目指した働き方を実践して」
〇会費:500円
〇申込先:佐藤修(qzy00757@nifty.com)
「生き生きとした暮らしの探求家」という肩書きは、大学のクラスメイトで、私を北杜市に導いてくれた友人がつけてくれました。
北杜市に移住してから、自然農やDIY、家づくりをしたり、心と身体の勉強をしたり、最近は料理やインテリアにも興味があったりして、何をやっている人なのかざっくり説明するのが難しいですが、「生き生きした暮らしを探究している人」というと、それだ〜という感じがします。
私は今経済学部を休学中ですが、東京から田舎に移住して、お金についての見方にも変化がありました。
最近は、お金の「所有」を手放したいなぁとぼんやり考えてます。
お金を使うことによって何かを学んだり、希望を持てたり、嬉しい気分になったりして、より生き生きと生きることができて周りに良い影響を与えられるとすれば、それは自分のためだけの消費ではなく、みんなのためにもなっていることになります。自分が喜んでお金を払うことができれば、受け取る方も嬉しい気持ちになります。
反対に、お金を受け取る時も、相手の不安や欲望を刺激して闇雲に払わせるのではなく、相手の役に立つことによってそのお礼として感謝を込めて払ってもらえるものであれば、受け取ったお金は大事に使おうという気持ちになるものだと思います。
そういうふうに考えると、自分がお金を払うことも受け取ることも、自分のためだけのものではないなぁという気がするのです。
大事なのは、お金をたくさん持っていることではなく、お金をどう使うか、どう受け取るか、ということだと思います。
そういうふうに考える人が増えていけば、経済が衰退していくと言われる日本でも、幸せの水準をあげていくことはできると思います。
北杜市で出会った方々は、そういう考えを持って実践していることが多い気がします。自然豊かな環境と、八ヶ岳と富士山に囲まれた雄大な景色、風通しの良い空気感がそういう人を引き寄せているのかもしれません。
田舎は都会に比べると、お金を介さなくてもいただける自然の恵みが多いので、「なんでもお金を払わないと得られない」という考えに囚われにくいということもあると思います。
佐藤さんの構想する「新しい経済」というのがどのようなものなのか、また、「寄り道」の意味について、お話しできるのを楽しみにしています。
興味のある方は、よかったらご参加ください!
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