山の恵み②無限くわの実王国
ある朝、鶏に餌をやるために鶏小屋の方へ向かうと、山の方から、ゆさゆさと木を揺するような音がしました。
よく見ると、、、
「猿だ!!!????」
猿が、木の枝を両手で鷲掴んで、わっさわっさ木を揺らしているのです。
なんだ〜威嚇してんのかこら??
・・・とは思っていないですが、
あとから話を聞くと、その猿が登っていた木は桑の木で、熟した桑の実をゆり落として食べていたのだそうです。
桑の木をよく見ると、木苺みたいな実がたくさんなっています。
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熟した実は黒くなっていて、柔らかくて甘くてとっても美味しいです。
食べてくださいといわんばかりに、分かりやすく色が変わるのが面白いですね。
しかもすごいことに、枝を揺すると、食べどきの熟した実だけがぽろぽろ落ちてくるのです。
だから、猿は木に登ってわっさわっさしていたのですね。
「桑の実収穫するよ〜〜!!」と呼ばれて行くと、桑の木の下に大きなブルーシートを敷いて、竹の棒で桑の実を振り落としていました。
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雨のように降ってくる桑の実。
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竹の棒では飽き足らず、ついには猿と同じように、木に登ってゆさゆさしました。
一回とってもまたすぐに新しい実がなるので、2日に分けて収穫しました。
大きなポリバケツ3杯分くらいの量です。たくさん収穫できました。
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とった実は、綺麗に洗ってジャムにしました。
グツグツ煮込むときは、薪ストーブが便利ですね。
甘酸っぱくてとっても美味しいジャムができました。
山梨県では、昔養蚕が盛んだったので、蚕の餌となる桑の木があちこちに生えています。
田んぼ、山、畑、庭、、、どこに行っても生えているので、ちょっと小腹が空いた時につまみ食いができます。
こんなに美味しい実がただでたくさん食べられるなんて、嬉しくなってしまいます。
以上、山の恵み・無限桑の実王国編でした。
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